用語集(あ・か・さ行)

インクルージョン【保育士試験対策 用語集】

保育士試験 用語集

「心の理論」の概要

インクルージョンとは「包括的に包み込む」という意味であり、全ての子どもを包括的にとらえ、差別することなく、個々に必要なケアを行うことを言います。

 インクルージョン保育は、保育現場において、何らかの支援を要する子どもに対し必要な支援を適切に行うことです。

「インテグレーション」から一歩進めた考え方です。

これは、たとえば、障害児と健常児というように分けた子どもを、一緒に保育するといった統合保育というインテグレーションから、障害児も健常児もみな同じであり、その中でそれぞれの特性に応じて必要なケアをするインクルージョンという考え方、すべての子どもにすべての教育をという考え方に変えていくことです。

インクルーシブ保育とは、子どもの年齢・国籍・障害の有無などの違いをすべて受け入れる教育法のことです。「インクルーシブ(inclusive)」とは、「包括的な、すべて含んだ」という意味があります。その意味のとおり、インクルーシブ保育はどのような背景を持った子どもも同じ環境で教育を受けさせる取り組みです。

「インクルージョン」が出題された保育士試験の過去問

・平成31年度(2019)前期「保育の心理学」問11



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