「スクールソーシャルワーカー」 の概要
スクールソーシャルワーカー(SSW)とは、児童の日常生活での悩みや学校でのいじめ、家庭内での虐待といった問題に対して、家族や学校の先生、関係機関と連携を取りながら解決のための支援を行います。 主に学校や教育事務所を拠点に、必要に応じて家庭などを訪問しながら子どもたちをサポートします。
日本では、昭和56年に埼玉県所沢市でスクールソーシャルワークを明確に打ち出した取り組みが初めてです。その後、平成20年に文部科学省はスクールソーシャルワーカー活用事業を導入しました。
スクールソーシャルワーカーと間違えられやすい職業に、スクールカウンセラーがあります。
スクールソーシャルワーカーが家庭や学校、友人、地域社会など、児童・生徒を取り巻く環境への働きかけによって問題の解決を目指すのに対して、スクールカウンセラーは、心の専門家として主に児童・生徒の心の問題を解決するために配置されています。