「レジリエンス 」の概要
レジリエンスとは、自分の気持ちを「立て直す」ことです 。
子どもは、何かストレスを感じると「泣く」という方法によって、自分の気持ちを相手に伝えようとします。
例えば「お腹がすいて泣く」、「お母さんと離れて泣く」、「できると思ったことができなくて泣く」等々です。レジリエンスは、自分の気持ちを「立て直す」ことですから、この時の大人の役割は子どもの気持ちに「寄り添う」ことであり、この気持ちを「立て直す」ように応援してあげることです。
例えば、赤ちゃんが泣いたら「あやす」という行為は、「不安だったけど、大人に抱っこされてすごく安心した」という子どもの安心体験が、気持ちを「立て直す力」を育んでいくと考えられています。