H31(前)社会的養護【2019】

【過去問解説】平成31年(前期) 保育士試験〈社会的養護〉問6〈2019〉ソーシャルワーク

【過去問解説】平成31年(前期) 保育士試験〈社会的養護〉問6〈2019〉ソーシャルワーク

平成31年前期 保育士試験 社会的養護 問6の解説です。

問6は、施設職員に求められるソーシャルワークの援助技術に関する記述で、適切な記述を一つ選ぶ問題です。

それでは、問題を解いていきましょう。その前に、問題文をお手元にご用意ください。

問題文は全国保育士養成協議会のホームページで無料公開されています。
こちら(全国保育士養成協議会サイト)から閲覧、ダウンロードできます。

「スタディ」では、このブログや動画を見ながら、お持ちのテキスト本に赤線を入れる、コメントを足す、付箋を貼るなどして、自分の使いやすいオリジナル本を作っていくことをおすすめします。ここでは、福祉教科書「保育士完全合格テキスト2022」を用いています。

問6の解き方

正解は、1です。

ソーシャルワークの「方法」は

  • 直接援助(ケースワーク、グループワーク)
  • 間接援助(コミュニティワーク、社会調査、ソーシャルアドミニストレーションソーシャルアクション、ソーシャルプランニング)
  • 関連援助(ネットワーク、ケアマネジメント、スーパービジョン、カウンセリング、コンサルテーション)

ケースワーク:身体上・精神上・社会上の理由によって、生活で困難を抱えている方の相談に乗り、課題解決に向けて適切な支援を行うこと

アウトリーチ:(Outreach)は直訳すると、「外に手を伸ばす」ことを意味します。福祉分野では、「支援が必要であるにもかかわらず届いていない人に対し、行政や支援機関などが積極的に働きかけて情報・支援を届けるプロセス」のことを言います。

ソーシャルアクション:福祉ニーズの充足のために、社会環境の改善や制度等の創設・改善等を目指して、市民・組織・行政等に働きかける技法

ネットワーキング:ソーシャルワークにおけるネットワーキングとは,福祉課題を解決するために様々な機関,住民たちが連携することをいいます。

ソーシャル・アドミニストレーション: 地域社会のニーズに合っているのかを検討し、解決が可能な問題を選び、その問題解決を広く広報して、施設や地域社会の協力を求め、解決するための計画を作る技術

詳しくは、こちらブログをご覧ください。

「保育士テキスト2022 (下)」P216 をチェックして、マーカーを引いたりコメントを加えておきましょう。

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