平成31年前期 保育士試験 保育実習理論 問8の解説です。
問8は、H保育所では、子どもの作品発表会の準備をしています。J君(5歳)の描いた遠足の絵を見なが
ら、主任のZ保育士(以下Z)と新任のG保育士(以下G)が会話をしています。( A )〜( C )にあてはまる語句の最も適切な組み合わせを一つ選ぶ問題です。
それでは、問題を解いていきましょう。その前に、問題文をお手元にご用意ください。
問題文は全国保育士養成協議会のホームページで無料公開されています。
こちら(全国保育士養成協議会サイト)から閲覧、ダウンロードできます。
「スタディ」では、このブログや動画を見ながら、お持ちのテキスト本に赤線を入れる、コメントを足す、付箋を貼るなどして、自分の使いやすいオリジナル本を作っていくことをおすすめします。ここでは、福祉教科書「保育士完全合格テキスト2022」を用いています。
Contents
問8の解き方
正解は、1です。
アニミズムとはピアジェが提唱した幼児期の思考の特徴である。自然物や人工物にも命があり、意志があるととらえた表現をいいます。
前操作期の子どもの認識について重要なキーワードは、「実念論(realism)」「アニミズム(animism)」「人工論(artificialism)」の3つです。自分が小さい頃を振り返ってみると、覚えがあるのではないでしょうか。
- 実念論:自分のものの見方が絶対的だと思い込む
- アニミズム:非生物にも人間のような思考や感情があると思い込む
- 人工論:自然物も人間がつくったと思い込む
頭足人は、頭から直接、足が生えた絵のことで、3,4歳ごろの描画に現れる特徴です。
ローエンフェルドは、アメリカの研究者で、就学前の幼児の絵については、発達による絵の変化の順番は万国共通であると発表しています。
フレーベルは、世界で初めて幼稚園を創設し、遊びを中心とする幼児教育の礎を築いた人です。
こちらのブログを参考にしました。
「保育士テキスト2022 (下)」P をチェックして、マーカーを引いたりコメントを加えておきましょう。
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