「 ゴールドプラン 」 の概要
ゴールドプランとは、1989年に策定された「高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略」の略称です。
1995年には、老人保健福祉計画による全国の老人保健福祉の整備目標を参考に新しく計画を策定し、新ゴールドプランとなりました。この計画によると目標年次を1999年度末として、総事業費を9兆円余を投じて、本格化する高齢社会に対応する保健福祉(1.ホームヘルパーの増員,2.ショートステイ,3.デイサービス,4.特別養護老人ホーム,5.ケアハウスなど)の施設、サービスの整備を図ることとしています。
2000年には、ゴールドプラン21が策定されました。介護保険制度が始まる2000年(平成12年)から5ヶ年間の高齢者の保健福祉施策の充実を図った計画です。活力ある高齢者像の構築、高齢者の尊厳の確保と自立支援、支え合う地域社会の形成、利用者から信頼される介護サービスの確立、の四つの柱を基本的な目標としました。介護サービスの基盤整備と生活支援対策などが位置付けられ、新ゴールドプランには盛り込まれていなかったグループホームの整備を具体的な施策として掲げています。