「民生委員・児童委員」 の概要
民生委員・児童委員とは、地域の推薦会で任命され、国から委任されたボランティアです。3年間行います。民生委員法によって定められています。
- 民生委員は、厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であり、「児童委員」を兼ねています。
- 児童委員は、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行います。また、一部の児童委員は児童に関することを専門的に担当する「主任児童委員」の指名を受けています。
民生・児童委員の活動例
- 訪問活動 担当地域を戸別訪問して、安全安心に生活できているか確認する。
- サロン活動 子育てサロン、いきいきサロンなど、地域の仲間を作る場所を運営する。
- 登下校時のあいさつ活動 子どもたちの登下校を見守る。
- 災害対策活動 災害福祉マップの作成に協力したり、避難訓練などを行う。
民生委員制度の歴史
- 1917(大正 6)年に岡山県で誕生した「済世(さいせい)顧問制度」で発足
- 1918(大正 7)年に大阪府で「方面(ほうめん)委員制度」が発足
- 1928(昭和 3)年には方面委員制度が全国に普及
- 1946(昭和 21)年、民生委員令の公布により名称が現在の「民生委員」に改定
詳しくは、厚生労働省のHPをご覧ください。