H31(前)保育の心理学【2019】

【過去問解説】平成31年(前期) 保育士試験〈保育の心理学〉問13〈2019〉エリクソンの発達段階説

【過去問解説】平成31年(前期) 保育士試験〈保育の心理学〉問13〈2019〉エリクソンの発達段階説

平成31年前期 保育士試験 保育の心理学 問13の解説です。

問13は、エリクソン(Erikson, E.H.)による青年期の特徴についての記述で( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを選ぶ問題です。

それでは、問題を解いていきましょう。その前に、問題文をお手元にご用意ください。

問題文は全国保育士養成協議会のホームページで無料公開されています。
こちら(全国保育士養成協議会サイト)から閲覧、ダウンロードできます。

「スタディ」では、このブログや動画を見ながら、お持ちのテキスト本に赤線を入れる、コメントを足す、付箋を貼るなどして、自分の使いやすいオリジナル本を作っていくことをおすすめします。ここでは、福祉教科書「保育士完全合格テキスト2022」を用いています。

問13の解き方

エリクソンの発達段階を知っていなくても、常識で解きやすい問題です。

文章の流れから、Aはモラトリアム、Bは経済的自立であることがわかります。

その結果、選択肢が4,5に絞られます。

Dに入るのは明らかにアイデンティティなので、正解は5です

ちなみに、アサーションは、自分も相手も大事にして、主張はしっかり行うものの、相手は傷つけない、絶妙なコミュニケーション方法です。

第一次性徴とは、生まれてすぐ分かる男女の性器にみられる特徴(男性の精巣や陰茎、女性の子宮、卵巣や外性器)をいいます。それに対して第二次性徴とは思春期になってあらわれる、性器以外の身体の各部分にみられる男女の特徴のことをいいます。

エリクソンの発達段階説

エリクソンが提唱した「心理社会的発達理論(psychosocial development)」には、「乳児期」「幼児前期」「幼児後期」「学童期」「青年期」「成人期」「壮年期」「老年期」の8つの発達段階がありました。
この8つの発達段階にはそれぞれ「心理社会的危機」が存在し、人間はその心理社会的危機を乗り越えることで力を身につけることができるというのがエリクソンの発達理論です。

詳しくは、こちらのブログにあります。

「保育士テキスト2022 (上)」P202 をチェックして、マーカーを引いたりコメントを加えておきましょう。

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