平成31年前期 保育士試験 子どもの食と栄養 問20の解説です。
問20は、幼児期の間食に関する記述で、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選ぶ問題です。
それでは、問題を解いていきましょう。その前に、問題文をお手元にご用意ください。
問題文は全国保育士養成協議会のホームページで無料公開されています。
こちら(全国保育士養成協議会サイト)から閲覧、ダウンロードできます。
「スタディ」では、このブログや動画を見ながら、お持ちのテキスト本に赤線を入れる、コメントを足す、付箋を貼るなどして、自分の使いやすいオリジナル本を作っていくことをおすすめします。ここでは、福祉教科書「保育士完全合格テキスト2022」を用いています。
Contents
問20の解き方
正解は、2です。間食の適量は、幼児の体格や食欲、活動量などにより異なるが、目安として1~2歳児では1日の推定エネルギー量の10~15%(約100~150キロカロリー)、3~5歳児では10~20%(約150~250キロカロリー)である。
おやつの具体的な内容としては、おにぎりやパン、とうもろこしや焼き芋や干し芋、野菜スティックや季節の果物などを与えるのが好ましいです。おやつの内容は砂糖が入ったお菓子をさけ、素材の甘みが十分にあるものがポイントです。白砂糖を取り続けると砂糖依存の体質になってしまいます。
ガムや飴などは、嗜好品ですのでエネルギーの補給を目的としたおやつにはあまり好ましくありません。与える際には、3歳を過ぎた頃に与えましょう。
また、ナッツ類や白玉もち、こんにゃく入りゼリーや餅などは、誤飲や窒息の恐れがあるのでこちらも3歳頃までは控えましょう。与える時は、必ず大人が見守る中で与えます。
こちらのブログを参照しました。
「保育士テキスト2022 (下)」P.78 をチェックして、マーカーを引いたりコメントを加えておきましょう。
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