平成31年前期 保育士試験 子どもの保健 問14の解説です。
問14は、産後うつに関する記述で、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選ぶ問題です。
それでは、問題を解いていきましょう。その前に、問題文をお手元にご用意ください。
問題文は全国保育士養成協議会のホームページで無料公開されています。
こちら(全国保育士養成協議会サイト)から閲覧、ダウンロードできます。
「スタディ」では、このブログや動画を見ながら、お持ちのテキスト本に赤線を入れる、コメントを足す、付箋を貼るなどして、自分の使いやすいオリジナル本を作っていくことをおすすめします。ここでは、福祉教科書「保育士完全合格テキスト2022」を用いています。
問14の解き方
CとDが間違っていると判断できます。よって選択肢は4と5に絞られます。
産後うつは、出産後1か月以内に発症することが多いです。
よって正解は1です。
こちらのブログを参考にしてください。
産後うつとは
産後うつとは、出産の後に精神的に不安定な状態になることです。
産後うつは出産によってホルモンバランスが乱れることと、育児に対する不安や環境の変化といったストレスの2つが原因と考えられています。
産後の精神的な疾患は大きく以下の2つに分類することができます。
- ① マタニティーブルーマタニティーブルーは産後3日から10日頃に発生する生理的現象で、妊婦の3割程度が発症します。通常症状は2週間程度で収まることが多いと言われていますが、症状が長引いている場合には注意が必要です。
- ② 産後うつ出産後1ヶ月以内に発症することが多く、妊婦の3%程が産後うつになると言われています。治療によってほとんどの場合症状が改善しますが、重度の産後うつを放置してしまうと、自傷行為や最悪の場合、自殺に至ることもあるため、妊婦本人だけではなくご家族の方も注意が必要です。
こちらのブログを引用しました。
「保育士テキスト2022 (上)」P199 をチェックして、マーカーを引いたりコメントを加えておきましょう。
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